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 NECは2016年3月29日、FinTech推進組織として「FinTech事業開発室」を同年4月1日付で新設すると発表した。R&D(研究・開発)、営業、マーケティングなどを手掛ける約20人を集結させ、FinTech関連サービスの開発に取り組む。海外拠点で金融サービス事業を担うメンバーとも連携する予定だ。

 FinTech事業開発室は、全社注力事業であるSDN(ソフトウエア・デファインド・ネットワーキング)やクラウド事業などを推進する「ビジネスイノベーション統括ユニット」内に設置する。北米、インド、欧州といった海外拠点や、デザイン思考を活用した事業創出を推進する「デザインセンター」、研究所といった社内組織と連携。FinTech分野での戦略策定や新サービス開発をけん引する。

 NECが得意とするセキュリティや生体認証、画像処理技術などを活用しながら、金融機関、政府・自治体、スタートアップ企業といった外部事業者とも協業し、FinTechサービスの開発や販売につなげたい考えだ。

 NECは、三井住友銀行と日本総合研究所が2016年2月1日に発足した事業コンソーシアム「Incubation & Innovation Initiative」に、トヨタ自動車とともに参画。異業種連携を強化している。同コンソーシアムも活用し、FinTech分野の外部ノウハウや知見を積極的に事業開発に生かす。