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 米Googleは現地時間2016年4月11日、Android向け音声操作ツール「Voice Access」のベータテスト開始を発表し、一連のアクセシビリティ向上の取り組みについて説明した。

 Voice Accessは、麻痺や疾病による痺れ、怪我などの理由でモバイルデバイスのタッチスクリーン操作が困難な人が、音声によってAndroid端末を操作できるようにするためのツール。「open Chrome(Chromeを開く)」「go home(ホームに戻る)」「click next(次をクリック)」「scroll down(下にスクロール)」などの音声命令を実行できる。すでにベータテスターの人数が定員に達したため、現在はテスターの申込みを締め切っている。

 そのほかGoogleは、開発者がAndroidアプリケーションのアクセシビリティをチェックして改善を図るためのツール「Accessibility Scanner」をリリースした。Chromebookのユーザー補助機能「ChromeVox」を強化した「ChromeVox Next」のベータテストも実施している。

 また、Googleが先月リリースした次期モバイルプラットフォーム「Android N」(仮称)の開発者向けプレビューでは(関連記事: Google、次期モバイルOS「Android N」の開発者向けプレビューをリリース )、新たに端末を立ち上げた際のウエルカム画面で、視覚関連の設定「Vision Settings」を提供している。これにより、視覚に障害のあるユーザーは、すぐにフォントサイズや表示サイズなどを変更して、使いやすい端末にセットアップできるとしている。

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