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 日本ヒューレット・パッカード(HPE)は2016年4月19日、仮想化ソフトとサーバー・ストレージを集約したハイパーコンバージドシステムの新製品「HPE Hyper Converged 380(HC 380)」を発表し、同日提供を始めた(写真)。価格は1480万円(税別)から。米国などでは3月に発売済みの製品を、日本市場にも投入する。

写真●日本ヒューレット・パッカードの「HPE Hyper Converged 380(HC 380)」
写真●日本ヒューレット・パッカードの「HPE Hyper Converged 380(HC 380)」
(出所:日本ヒューレット・パッカード)
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 HC 380は2Uサイズのラックマウント型IAサーバー(PCサーバー)の「ProLiant DL380」をベースにし、サーバー仮想化ソフト(VMware vSphere)とストレージ仮想化ソフト(HPE StoreVirtual VSA)を同梱したアプライアンス機として提供する。共有ストレージ装置を導入しなくても、ソフトウエアベースで専用装置並みのアクセス高速化やデータ保全などの機能を利用できる。

 同様のシステム基盤はIAサーバーやソフトを組み合わせて構築することも可能だが、HC 380はこれらをアプライアンス機に設定済みの状態で提供するのが特徴だ。HPEは「最短15分で仮想化基盤を構築できる」とうたっている。VDI(仮想デスクトップ環境)や、変化の激しいネットサービス分野などのシステム基盤としての導入を見込む。

 HC 380のシャーシー(きょう体)には2つのCPUとストレージを収容し、最小2台(4U)から最大16台まで組み合わせて構成できる。当初は最小構成のものを導入して、必要に応じてノードを増設できるのも特徴だ。

 HPEはすでにIAサーバー「ProLiant Apollo 2000」をベースとしたハイパーコンバージドシステム「HPE Hyper Converged 250(HC 250)」を販売している。HC 380はHC 250に比べてCPUやメモリー、ストレージ容量などの選択肢を増やしており、用途に最適な構成を作りやすい。