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 米Microsoftが現地時間2016年4月21日に発表した2016会計年度第3四半期(2016年1~3月)の決算は、クラウド事業の躍進にもかかわらず減収減益となり、市場予想を下回った。

 米国会計原則(GAAP)ベースの売上高は205億3100万ドルで、前年同期比6%減少した。純利益は同25%減の37億5600万ドル、1株当たり利益は同23%減の0.47ドル、営業利益は同20%減の52億8300万ドルだった。

 繰延収入などを調整した非GAAPベースの場合、売上高は前年同期比2%増の220億7600万ドルとなる。純利益は同3%減の49億7300万ドルで、1株当たり利益はほぼ横ばいで0.62ドル、営業利益は同1%増の68億2800万ドルだった。

 アナリストらは、非GAAPベースの売上高として220億9000万ドル、1株当たり利益として0.64ドルと予測していた。Microsoftの幹部らは、想定外に高い税率の影響がなければ市場予想に達していたと述べているという(米New York Timesの報道)。

 事業別区分ごとの業績を見ると、OfficeやDynamicsを含む「Productivity and Business Processes」の売上高は65億2200万ドルで、前年同期比1%増だった。為替の影響を除いた場合は同6%増となる。

 企業向けOffice製品およびサービスの収入(為替の影響を除く)は7%増加し、中でも商用Office 365は63%成長した。消費者向けOffice製品およびサービスの収入(同)は6%増加し、Office 365のサブスクリプション総数は2220万人となった。Dynamics製品およびサービスの収入(同)は9%増加した。

 企業向けソフトウエアおよびサービスを含む「Intelligent Cloud」の売上高は60億9600万ドルで、前年同期から3%増加した。為替の影響を除くと同8%増となる。

 サーバー製品およびクラウドサービスの収入(為替の影響を除く)は5%増加し、「Azure」は120%増と引き続き急成長している。

 Windowsライセンス、モバイル端末、「Xbox」関連、検索サービスを含む「More Personal Computing」の売上高は94億5800万ドルで、前年同期を1%上回った。為替の影響を除いた場合は同3%増になる。

 WindowsのOEM収入(為替の影響を除く)は2%減少した。Surface関連の収入(同)が61%増加した一方、携帯電話の収入(同)は46%落ち込んだ。トラフィック獲得費用(TAC)を除いた検索広告収入(同)は18%増加。「Xbox Live」の月間アクティブユーザーは前年同期から26%増え、4600万人となった。

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