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 米Appleが現地時間2016年4月26日に発表した2016会計年度第2四半期(2016年1~3月)の決算は、主力製品であるiPhoneの販売が減少し、減収減益となった。日本を除くすべての主要地域で売上高が減少した。

 第2四半期の売上高は505億5700万ドルで前年同期を13%下回った。米メディアの報道(New York Timesなど)によると、四半期売上高の減少は13年ぶりという。

 純利益は105億1600万ドルで前年同期比22%減少し、1株当たり純利益(EPS)は同18%減の1.90ドルとなった。営業利益は同23%減の139億8700万ドル。粗利益率は39.4%で1年前の40.8%から縮小した。

 iPhoneの出荷台数は前年同期比16%減の5119万台で、売上高は同18%減の328億5700万ドルだった。iPadの出荷台数は同19%減の1025万台、売上高は同19%減の44億1300万ドル。Macは出荷台数が同12%減の403万台、売上高が同9%減の51億700万ドルだった。

 App Storeやその他サービスの売上高は59億9100万ドルで、前年同期比20%増加。iPodやApple TVなどのその他ハードウエアおよびアクセサリーの売上高は21億8900万ドルとなり、同30%急増した。

 地域別の売上高は、米大陸が前年同期比10%減の190億9600万ドル、欧州は同5%減の115億3500万ドル、中国は同26%減の124億8600万ドル。日本は42億8100万ドルで同24%増加した。他のアジア太平洋地域は同25%減の31億5900万ドルだった。米国外からの売上高が総売上高に占める割合は67%となる。

 アナリストの予測平均は、売上高が520億ドル、EPSが2.00ドルだった。iPhoneの販売台数については5100万台と予想していた。Appleの説明では、既存iPhoneユーザーによる最新モデルへのアップグレード率はiPhone 6のアップグレード率より低いものの、過去半年間におけるAndroid端末からiPhoneへの乗り換えは増えているという(米Forbesの報道)。

 またAppleは今後の業績見通しについても明らかにした。2016会計年度第3四半期(2016年4~6月)の売上高を410億~430億ドルの範囲、粗利益率を37.5~38%の範囲と予測。米Wall Street Journal(閲覧には有料登録が必要)によると、これは予測平均である売上高473億ドル、粗利益率39.3%を下回る。

 Appleの決算発表を受け、同社の株価は時間外取引で約8%下落した。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]