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 クボタは2016年4月27日、業界初というGPS(全地球測位システム)による半自動運転機能を持つ「直進キープ機能付田植機」を発表した。真っすぐに稲の苗を植えるためのハンドル操作を自動化できるのが大きな特徴(写真1)。9月の発売に向けて、農家にデモ機を貸し出すなどの販促活動を行う。

写真1●クボタの新型「直進キープ機能付田植機」。ハンドルから手を放してアピール(2016年4月27日、千葉県柏市の沼南ファーム)
写真1●クボタの新型「直進キープ機能付田植機」。ハンドルから手を放してアピール(2016年4月27日、千葉県柏市の沼南ファーム)
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 同日、千葉県柏市の沼南ファームで実演会を開催した。新型機は外観はクボタの従来機と似ている。違いは、前面上部にGPSアンテナが付いている点と、運転席に2つのボタンが付いている点である(写真2)。

写真2●運転席に“基準線”設定のための「A始点」「B終点」ボタンがある
写真2●運転席に“基準線”設定のための「A始点」「B終点」ボタンがある
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 作業者は田植作業を始めるとき、最初の1列(8条=苗8本)分は普段通り運転する。この開始時にハンドル脇にある「A始点」ボタンを押し、終了時に「B終点」ボタンを押す。この時点で、GPSの位置情報を基に、内蔵コンピュータ上で“基準線”が設定される。