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 キヤノンITソリューションズは2016年5月9日、FAXサーバーシステムの最新バージョン「ライトニングFAX バージョン6」を同日から販売開始したと発表した。複合機連携機能を強化し、QRコードの付加・認識機能を搭載した。ライセンス価格(税別)は、1回線と10ユーザー(MFP対応版)で17万円など。

 ライトニングFAXは、企業の基本的な通信インフラのひとつであるFAXを社内ネットワークに統合し、業務システムと融合したFAX機能を提供するFAXサーバーシステム。販売管理システムや帳票システムなどと連携して発注書発行や納期回答をFAXで自動送信したり、受信FAXを文書管理システムやOCRシステムと連携して処理を効率化できる。オプション製品を追加することで、他アプリケーションとの連携や誤送信防止、自動配信、受信効率化などの機能拡張が可能。

 最新版では、キヤノン製のオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」経由のFAX送受信を一元管理する機能を搭載した。imageRUNNER ADVANCEのFAX通信機能を利用することで、従来FAXサーバーシステムで必要だったFAX送受信専用通信デバイスの購入コストを削減できる。

 また、オプション製品「簡易FAX配信ツール」で配信されるFAX文書にQRコードを付加できるようになった。QRコード付きFAX文書が送付先から返送されると、受信時にQRコードを解析して自動でFAX仕分けや文書識別を行うことが可能になる。

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