NTTドコモは2016年5月11日、2016年夏モデルの新商品・新サービス発表会を開催し、7機種の新端末や新サービスなどを一挙発表した(写真1)。
発表会には、NTTドコモ 代表取締役社長の加藤薰氏が登壇。冒頭で熊本地震について見舞いの言葉を述べ、「復興に向けて、全力で取り組んでいきたい」と語った(写真2)。
夏モデルのテーマとしては「暮らしの快適」を挙げた。「2015年にはブランドスローガンとして『いつか、あたりまえになることを。』を掲げた。今回は日常の暮らしを一層快適にする、新商品やサービスを発表したい」(加藤氏)と語った。
VoLTEの高音質化や音声電話の利便性を向上
2016年夏モデル端末から導入する高音質の音声通話技術として、「VoLTE(HD+)」を発表。5月19日より提供を開始する(写真3)。
コーデックとしては、新たに「EVS」を導入。「FOMAが固定電話相当だとすると、VoLTEはAMラジオ、VoLTE(HD+)はFMラジオ相当の音質だ」(加藤氏)と違いを説明し、会場のスピーカーを利用して音声通話の品質が向上したことをデモで示した(写真4)。