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 米Googleの持ち株会社Alphabetの自動運転車開発チーム「Google Self-Driving Car Project」は現地時間2016年5月25日、その研究開発拠点を米ミシガン州デトロイト近郊に設けると発表した。

 施設の場所は、デトロイトの中心部から約40キロメートル北西のノバイ(Novi)という都市。この地域には、自動運転車開発チームのパートナーの多くが拠点を構えており、共同で研究開発を行うのに適した場所だと、Googleは説明している。

 施設の面積は約4900平方メートル。現在は建設中だが今後準備を進め、2016年中にも移転を開始する。米Wall Street Journalによると、ここには自動車部品メーカーやエンジニアリンク企業、研究施設が多くあり、Googleはすでにそれらの数社と業務提携している。Googleがこの地域を選んだことは、同社が自動運転の研究開発を「自動車の町」デトロイトへと拡大したことを意味すると、同紙は伝えている。

 なおGoogleは、新施設における最初の仕事の1つは、Chryslerの新型ハイブリッドミニバン「Pacifica(パシフィカ)」の自動運転車を用意することだとも説明している。

 これに先立ち、Googleと欧米自動車大手Fiat Chrysler Automobiles(FCA)は、自動運転車の分野で提携すると発表していた(PDF書類)。

 この提携により両社はまず、Pacificaに自動運転システムを組み、100台の実験車両を開発する。Wall Street Journalによると、この取り組みの目的には、組立ラインへのシステムの組み込みといった生産技術の研究も含まれている。

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