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 教育関連の総合イベント「New Education Expo 2016 in 東京」が、2016年6月2日に東京・江東区有明で開幕した。会期は3日間で、各社がタブレットやデジタル教材、クラウドサービスなどのICT(情報通信技術)関連の製品やサービスを展示する。また、教育関係者向けのセミナー61本を開催するほか、筑波大学附属小学校の4年生の児童が参加するタブレット活用授業を公開する。

シューズに装着したICタグで徒競走のタイムを計測

 会場では、タブレット関連の製品やソリューションの展示が目立っている。パナソニックシステムネットワークスは、タブレットと連携して徒競走のタイムを計測する「かけっこ計測システム」を参考出展している。児童・生徒のシューズに装着するICタグや計測用のマット、計測データをタブレットに送信するコントロールボックスなどで構成するシステムで、計測したタイムをリアルタイムにタブレットに表示する。タブレットは、学内にあるものを利用する。発売時期は未定で、4レーンで同時測定できるセットで60万円(税別)程度の価格を想定しているという。

パナソニックシステムネットワークスは、タブレットと連携して徒競走のタイムを計測する「かけっこ計測システム」を参考出展している
パナソニックシステムネットワークスは、タブレットと連携して徒競走のタイムを計測する「かけっこ計測システム」を参考出展している
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かけっこ計測システムは、児童・生徒のシューズに装着するICタグや計測用のマットなどで構成する。計測結果はリアルタイムでタブレットに表示する
かけっこ計測システムは、児童・生徒のシューズに装着するICタグや計測用のマットなどで構成する。計測結果はリアルタイムでタブレットに表示する
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