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 NECは2016年6月13日、ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK空港)に入国審査用の顔認証システムを納入したと発表した。システムは2016年1月から稼働を開始しており、現地のSIベンダーである米ユニシスを通じて導入した。

 顔認証システムは、入国審査用の自動ゲートで読み取ったeパスポートの顔写真データと、ゲートに備え付けられたカメラで撮影した旅行者の顔写真をリアルタイムに照合し、同一人物かどうかを判定するために使う。

 まずは二通りの旅客に対して顔認証システムを適用する。ビザ免除プログラムを使って初めて米国に入国する旅行者と、eパスポートを保有する米国籍の帰国者である。これ以外の旅客については従来通り目視で確認する。

 顔認証システムは、NECの顔検出/顔照合エンジン(ソフトウエア開発キット)である「NeoFace」を採用している(関連記事:NEC、顔検出/顔照合エンジン「NeoFace」の認証精度を向上)。NeoFaceは、今回のJFK空港のほか、米国アリゾナ州交通局やブラジル主要14国際空港における税関業務など、これまでに世界40カ国以上で導入されているという。