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 米連邦航空局(FAA)は現地時間2016年6月21日、商業目的の小型無人飛行機(ドローン)使用に関する運用規則の最終版(PDF文書)を発表した。8月後半に施行される見込み。

 同規則は重量55ポンド(約25kg)未満のドローンを対象とする。飛行が許可されるのは、操縦者から視認できる範囲の高度400フィート(約122m)以下、時速100マイル(約160km)までとする。操縦者は16歳以上で、小型ドローンの遠隔操縦士免許を取得しているか、遠隔操縦士免許取得者の監督が必要になる。

 FAAが2015年2月に公開した規則原案では、高度を500フィート(約152m)以下、操縦者の年齢を17歳以上としていた(関連記事:米航空局が商用ドローンの規則原案を公開、意見公募へ)。

 そのほか新規則では、ドローン運用に直接関係のない人の上を飛行することを禁じている。飛行時間帯は日の出30分前から日の入り30分後に限られ、夜間の飛行は認められない。

 なお、新規則にはプライバシー関連の取り決めは盛り込まれていない。FAAはドローン登録手続きの一環として、またはFAAのモバイルアプリケーションを通じて、プライバシーに関するガイドラインを提供するとしている。

 新規則について米電子プライバシ情報センター(EPIC)は、「FAAは米国での商用ドローン運用に関して国民が最も懸念していること、つまり強力なプライバシー保護の必要性を、相変わらず無視している」と非難している(米New York Timesの報道)。

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