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 米Hewlett Packard Enterprise(HPE)は現地時間2016年6月27日、幹部人事と組織再編について発表した。Martin Fink最高技術責任者(CTO)が年内に退任する。

 Fink氏は、HPEと米HP Inc.に分社化する前の時代も含めると、Hewlett Packardに30年以上在籍した。クラウドやオープンソース、Linux戦略といった重要な取り組みを率いたほか、同社のコンピュータ新設計構想「The Machine」でも中心的役割を担った。

 Fink氏が責任者を務めている研究部門Hewlett Packard Labsは、Antonio Neri氏が監督するEnterprise Group事業に組み込まれる。The Machine構想に基づく研究開発と事業ロードマップを合致させるためで、同社は年内にThe Machineベースのプロトタイプのプレビューを行う予定という。

 またHPEでは、複数の販売チームを単一のグローバル販売部門に統合する。グローバル販売部門はEnterprise Group内に置き、同GroupのEMEA地域担当マネージングディレクター兼上級バイスプレジデントであるPeter Ryan氏が責任者となる。

 そのほか、製品マーケティング、Eコマース、カスタマーアドボカシー部門を単一のマーケティング部門に集約し、最高マーケティングおよびコミュニケーション責任者のHenry Gomez氏が指揮をとる。

 さらに、ITおよびサイバーセキュリティー部門はChris Hsu最高執行責任者(COO)の管轄とする。

 現在ITおよびサイバーセキュリティー部門、カスタマーアドボカシー部門を率いているJohn Hinshaw最高顧客責任者は2016年末に退社する。

 HPEは先月、同社のエンタープライズサービス部門を分離してITサービス大手の米Computer Sciences Corporation(CSC)と合併させる計画を明らかにした。2017年3月末までに手続きを完了する見込み。今回の人事異動と組織再編は、HPEのさらなる効率化と強化、革新の加速を目ざしたものだとしている。

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