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 米Googleは現地時間2016年6月27日、教育分野における取り組み強化について発表した。昨秋よりトライアル提供していた学校向け仮想現実(VR)体験プログラム「Expeditions Pioneer Program」を一般公開する。

 Expeditions Pioneer Programは、同社のダンボール製VRヘッドセット「Cardboard」などのビューアと仮想フィールドトリップアプリケーション「Expeditions」を使って、生徒たちが教室に居ながら遠く離れた国の遺跡や名勝などに遠足に行くVR体験を味わえるというもの(関連記事:Google、火星にも仮想遠足できる学校向けVR体験プログラムを発表)。2015年9月より、申し込み制で提供していた。

 今後は、Expeditionsアプリケーションをスマートフォンにダウンロードすれば、Cardboardなどを使って、中国の万里の長城やオーストラリアのグレートバリアリーフ、あるい火星にもバーチャル遠足に出かけられる。すでにAndroid版アプリケーションを無償公開しており、iOS版も近いうちにリリースする。

 米Best Buyでは、教師用タブレット端末、生徒用のデバイスとVRビューア、ルーターなどが揃った学校向けキットを販売する。生徒数30人に対応し、希望小売価格は9999ドル。

 またGoogleは、教室内で無線接続している教師および生徒のコンピュータの画面を大型スクリーンで手軽に共有するためのChromeアプリケーション「Google Cast for Education」を発表した。学校内の複雑なネットワークに対応し、動画や音声の共有も可能。Chromeの画面転送機能「Cast」の次回アップデートで正式対応する。それまではベータ版として提供する。

 そのほか、アンケートフォーム作成ツール「Google Forms」の学習向け機能を強化し、教師が手軽に小テストを作成できるようにした。

 さらに、学校を対象にChromebook向け学習アプリケーション群(「Explain Everything」「Soundtrap」「WeVideo」を含む)を特別価格で提供する。

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