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 物議を醸している4ドル未満のスマートフォンがインドで現地時間2016年6月30日に出荷を開始する見込みだと、複数の米メディア(MashableEngadgetSlashGearなど)が報じている。

 インドのRinging Bellsは2016年2月に、希望小売価格251ルピー(約3.7ドル)のスマートフォン「Freedom 251」を発表した。発表時の仕様は4インチスクリーン搭載でOSに「Android 5.1」を採用。1.3GHzのクアッドコアプロセッサ、1Gバイトのメモリー、8Gバイトのストレージ、320万画素のリアカメラと30万画素のフロントカメラを備える。バッテリー容量は1450mAhだ。

 しかしインド携帯電話協会(ICA)はその価格の低さに疑問を抱き、Ravi Shankar Prasadインド通信IT相に抗議を申し立てた。ICAは、この仕様に基づくと最低でも40ドルのコストがかかると推計している。

 また、一部メディアに提供されたプロトタイプは中国Adcomのスマートフォン「Ikon 4」をそのまま流用したものであることが判明し、アプリケーションアイコンはiOSのそれにそっくりだった。

 Ringing Bellsは当局の調査に協力するとし、「引き続き最安値でスマートフォンを提供していく考えだ」と述べた。同社のMohit Goel創業者兼CEOがインドメディア「Indian Express」(英語版)に語ったところによると、Freedom 251は7000万台の注文を受けているという。6月中に注文分のうち250万台を出荷し、その後1カ月あたり20万台出荷するとしている。

 製品の最終仕様は発表時より一部アップデートし、カメラが800万画素(リア)と320万画素(フロント)に、バッテリー容量が1800mAhになるという。