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 米Amazon.comは現地時間2016年6月28日、電子書籍に「Page Flip」と呼ぶ新たなページめくりの機能を追加すると発表した。巻末にある表や地図などを見たり、何章も前のページを読み返したりしても、即座に今読んでいたページに戻ることができるという。

 我々が紙の本を読む際、ぱらぱらとページをめくり、指を挟んでおいた元のページに戻るといったことをするが、新機能はそうした人々の動作からヒントを得たという。

 この機能は同日から、Amazon.comの電子書籍端末「Kindle」、タブレット端末「Fireタブレット」、iOSとAndroid用のKindleアプリへの無償ソフトウエアアップデートで提供する。

 Page Flipには主に2つの使い方がある。1つは、スワイプしてページをぱらぱらとめくる方法。スワイプしてページを移動すると、画面の左下に小さく、今読んでいたページのサムネイルボタンが表示される。これをタップすると、すぐに元のページに戻ることができる。

 もう1つは、同社が鳥瞰図やズームアウトと呼ぶ、複数ページのサムネイル表示。こちらは、1つの画面内に9ページのサムネイルが3列3段で表示される。これをスワイプし、写真や図、ハイライトしておいたページを探す。こちらも同様にして画面上部中央に元のページのサムネイルボタンが表示される。

 なおPage Flipを使うためには、電子書籍がこの機能に対応している必要がある。同社によると現在Page Flipに対応する電子書籍は数百万冊あるが、今後日々、数を増やしていくという。Kindleの電子書籍ストア内では、書籍が新機能に対応することを示す「Page Flip: Enabled」の文字が表示される。

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