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写真1●握手を交わすフジテレビ 常務取締役の大多亮氏(左)とグリー 代表取締役会長兼社長の田中良和氏
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写真2●フジテレビとグリーの補完関係(両社会見の説明資料から)
写真2●フジテレビとグリーの補完関係(両社会見の説明資料から)
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写真3●「F×G VR WORKS」のBtoBサービスのイメージ(両社会見の説明資料から)
写真3●「F×G VR WORKS」のBtoBサービスのイメージ(両社会見の説明資料から)
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 フジテレビジョンとグリーは2016年6月30日、VRに関する創出プロジェクトの「F×G VR WORKS」におけるコンテンツ制作の取り組みや今後の展望を紹介するイベント「F×G VR WORKS VR体験記者発表会」を開催した。

 フジテレビ 常務取締役の大多亮氏とグリー 代表取締役会長兼社長の田中良和氏が登壇し、2社がVR共同プロジェクトを開始した経緯や狙いを説明した(写真1)。フジテレビの大多氏は、グリーの田中氏の薦めを受けてVRを体験したという。VRを体験した感想について、「映像力と没入感には凄いものがあると驚愕したのと同時に、ビジネス面での広がりを感じた」と述べた。「VRには映像が必要になる。映像制作を手がけるフジテレビとして、VRコンテンツの需要を取り込むチャンスを逃すわけにはいかないと考えた」とした。

 グリーの田中氏は、「VRの世界では、キャスティングや編集などを含めたコンテンツの中身について、より総合的なものが求められる」という。「当社だけではそこまで対応できないと思っていたときに、大多さんの顔が浮かんだ」とフジテレビをパートナーに選んだ理由を説明した。

 「F×G VR WORKS」の今後の展開については、フジテレビ コンテンツ事業局長の山口真氏が説明した。山口氏は、「テレビの市場規模は2兆円だが、2020年のVR市場規模は7兆円を超えるという試算も出ている。北米市場を中心として、あらゆるプレーヤーがこの市場に殺到してくる」「日本で先陣を切りたいとフジテレビとグリーは考えた」と述べた。フジテレビは「企画・キャスティング」「映像制作実績」「リアルプロモーション」の点で、グリーは「アプリ開発力・VR開発実績」「デベロッパーとのリレーション」「オンラインプロモーション」の点で強みを持つという(写真2)。「(2社の連携によって)良い補完関係を築けた」とした。

 「F×G VR WORKS」はプロジェクトの第一弾として、BtoBサービスを提供する。VRの分野で、「企画/キャスティング」「VRコンテンツ制作/開発」「サービスイン/イベント運営」「プロモーション/効果測定」という各種サービスをワンストップで提供できる体制の構築を目指す(写真3)。「既に様々なビジネスの話が我々のところに舞い込んでいる」(山口氏)という。

 今回の発表会の冒頭では、約100人の来場者にVRコンテンツ同時視聴体験の機会が提供された。来場者はヘッドマウンドディスプレイを通じて、フジテレビアナウンサーの永島優美さんと「疑似デート」を体験できるVRコンテンツを視聴した。無線制御によるヘッドマウントディスプレイ100台のVRコンテンツ同時視聴体験の提供は今回が初めてという。