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 米Amazon.comは「Alexa」を使って注文できる商品の数を大幅に増やしたとWall Street JournalCNETなどの米メディアが現地時間2016年7月1日までに報じた。

 AlexaはAmazon.comが米国で販売している音声アシスタント端末「Amazon Echo」「Amazon Tap」「Echo Dot 」や、映像配信端末「Fire TV」で利用できるクラウドベースの音声アシスタントサービス(関連記事:Amazon.com、音声アシスタント「Alexa」ベースの新製品2種)。Wall Street Journalによると、Alexaを利用した商品注文はこれまで、顧客が過去に購入したものと、「Amazon's Choice」と呼ばれるAmazon推奨商品が対象だったが、これを「Prime」対象商品全般に拡大した。これまで顧客は商品のブランドを指定できなかったが、例えば「Alexa、コルゲートの歯磨き粉を注文して」「Alexa、チャーミンのトイレットペーパー注文して」といった命令が可能になった。

 Amazon.comのWebサイトの説明によると、顧客から注文の命令があるとAlexaはPrime対象商品や注文履歴、Amazon's Choice商品を対象に検索し、商品名とその価格を音声で伝える。その後、注文するかキャンセルするかを顧客に尋ねる。

 Alexaを使った商品注文は、同名のモバイルアプリを使いさまざまな設定ができる。例えば、「1-Clickで今すぐ買う」と同様にその場で決済手続きを完了したり、ショッピングカートに入れるだけにしたりできる。Alexaによる商品購入をオフにしたり、4桁の確認コードを言わなければ注文が完了しないといった設定も可能だ。

 Alexaではデジタル音楽の購入もできる。このほか、デジタル製品以外は無料返品の対象となっている。一方でAlexaで現在購入できない商品は、衣料品、宝飾品、腕時計、あわせ買い対象商品。単品の箱詰め購入「Amazonパントリー」、商品が最短1時間で届く「Prime Now」、生鮮食品配達「Amazon Fresh」といったサービスも利用できない。