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 シーティーシー・エスピー(CTCSP)は2016年7月11日、富士電機の三重工場に対して、米ニンブル・ストレージのSANストレージ「Nimble Storage CS500」を導入したと発表した。サーバー仮想化システムで利用している外部接続SANストレージを刷新し、3台の既存ストレージを1台のNimble Storage CS500に置き換えた。新ストレージは2016年2月から稼働している。

 富士電機の三重工場は、2009年にサーバー仮想化システム基盤を構築した。今回、ストレージシステムの更改を機に、仮想化環境におけるI/O性能の向上と運用負荷の軽減を狙ってNimble Storageの導入を決めた。実際に導入した効果として、I/O性能の向上、運用負荷の軽減、データ圧縮などによる設置容積と消費電力の削減、といったメリットが得られたという。

 Nimble Storageとは、SSD(フラッシュストレージ)とNVRAM(不揮発性メモリー)を利用した独自のキャッシュ技術によって高速化を図ったSANストレージである(関連記事:キャッシュは階層型ストレージより3倍速い)。NVRAMをライト(書き込み)キャッシュとして、SSDをリード(読み出し)キャッシュとして使う。ライトキャッシュにNVRAMを使うことで、HDDへのシーケンシャル(連続的)な書き込みを実現し、書き込みを高速化する。

 今回導入したモデル(CS500)は、SSD/HDDハイブリッドモデルのCSシリーズ全6モデル中で上位から2番めに当たるハイエンドモデル。性能は9万 I/O毎秒で、圧縮率2倍で換算した最大実効容量は892Tバイト。拡張シェルフの増設によって容量を増やすことが可能で、富士電機の三重工場も拡張シェルフをつないでいる。