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 Coltテクノロジーサービスは2016年7月11日、同社が2004年から提供している専用線接続サービス「etherXEN」の適用領域を広げ、モバイル回線につながったIoTデバイスから専用線経由でユーザー企業の社内LANに閉域網接続できるようにしたと発表した。ソラコムが提供するIoT機器向けの通信サービス「SORACOM」と組み合わせて提供する形になる。

 etherXENは専用線接続サービスである。ユーザーの過半数は金融機関であり、遅延の低さや信頼性の高さなどに特徴があるという。可用性のSLAは99.99%で、経路や機器を冗長化しており、障害発生時には50ミリ秒以内で自動で切り替えるとしている。帯域を保証するほか、バースト対応品目については最大10Gビット/秒までのバーストが可能である。

 一方のSORACOMは、IoT通信に適したモバイル通信サービスである。AWS(Amazon Web Services)上に通信サービス機能群を構築しており、専用のデータ通信SIM「Air SIM」を提供する。特徴は、WebコンソールやWeb APIを介して機能の一元管理や監視が可能なことである。

 ソラコムでは、AWS上にあるSORACOMと、オンプレミスなどAWS以外の環境にあるユーザー企業の社内LANを、AWS Direct Connectを用いて専用線で閉域網接続するサービス「SORACOM Direct」も提供している(関連記事:ソラコム、「C」から「F」まで四つの新機能、セキュリティやクラウド連携強化)。これを使えば、モバイル回線と専用線を介してIoTデバイスをユーザー企業の社内LANに接続できる。

 今回Coltテクノロジーサービスは、SORACOM Directに対応した専用線サービスの一つとしてetherXENを提供できるようにした。具体的には、ソラコムからSORACOM Directに対応したネットワーク事業者パートナーとして認定されたほか、Coltテクノロジーサービスが販売窓口となって、SORACOM DirectとetherXENを組み合わせて販売する。