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 米国の消費者団体が発行するConsumer Reports誌は現地時間2016年7月8日、韓国Samsung Electronicsのスマートフォン「Galaxy S7 active」が同誌の防水試験に合格しなかったことを明らかにした。

 Galaxy S7 activeは、最新フラッグシップ機「Galaxy S7」をベースにしたモデルで、米AT&Tから販売されている。AT&Tサイトの製品説明では、「IP68」レベルの防水防塵性を謳っている。

 IP68は、粉塵が侵入しないこと、継続的に水中に置いても浸水しないことを意味する。Samsungの説明によればGalaxy S7 activeは水深5フィート(約1.5メートル)の水中に30分放置しても耐えられるよう設計されている。

 Consumer Reportsのテストでは、Galaxy S7 activeを入れた水槽に水深5フィートと同じ水圧をかけ、30分後に取り出した。水中から回収すると、ディスプレイは緑の線が入って正常に表示できず、メインカメラよびフロントカメラのレンズには細かい泡が確認された。また、タッチスクリーンは反応しなかった。

 もう1台テストしたが、ディスプレイは数秒ごとにオンとオフを繰り返し、カメラのレンズとSIMカードスロット内に浸水の痕跡が見られた。

 これらの結果から、「他のテスト項目では素晴らしい成績を示しているものの、Galaxy S7 activeを推奨モデルのリストには加えられない」とConsumer Reportsは結論付けている。

 Samsungはテスト結果を受け、Galaxy S7 activeがIP68規格の防水防塵性を備えていると主張する一方で、「基準を満たしていない欠陥デバイスが万が一にもあるかもしれない」と述べ、調査を行うとしている。

 なお、同レベルの防水防塵仕様としているGalaxy S7と曲面ディスプレイモデル「Galaxy S7 edge」は、Consumer Reportsのテストに合格している。

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