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図1●IIJ IoTサービスのメニュー構成。第一弾として2016年11月にモバイル接続やデバイスゲートウエイ、ストレージやデータ可視化機能などの基本機能群を提供する
図1●IIJ IoTサービスのメニュー構成。第一弾として2016年11月にモバイル接続やデバイスゲートウエイ、ストレージやデータ可視化機能などの基本機能群を提供する
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図2●データの可視化やデバイスの制御については、アプリケーションから機能を利用できるようにAPIを提供する。センサーデータを簡便に可視化する機能や、センサーデータの変化から障害の予兆を検知する機能などについては最初から提供する
図2●データの可視化やデバイスの制御については、アプリケーションから機能を利用できるようにAPIを提供する。センサーデータを簡便に可視化する機能や、センサーデータの変化から障害の予兆を検知する機能などについては最初から提供する
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写真●デバイスゲートウエイ機器を持つ、インターネットイニシアティブ、クラウド本部、ビッグデータソリューション課長の岡田晋介氏
写真●デバイスゲートウエイ機器を持つ、インターネットイニシアティブ、クラウド本部、ビッグデータソリューション課長の岡田晋介氏
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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は2016年7月19日、IoTデータの活用という目的にフォーカスして新規に体系化したシステム基盤サービス「IIJ IoTサービス」を発表した。各種通信サービスや、デバイスをつなぐゲートウエイ機器、データ可視化やデバイス制御といったアプリケーション基盤を、まとめてフルマネージド型で提供する。

 第一弾として、モバイル回線を用いたデータの収集・蓄積・可視化のための基本機能群を、主にPoC(検証テスト)用途向けに2016年11月に提供する(図1)。続いて2017年以降順次、閉域接続やデバイスの監視・制御のような、本番環境で利用するために必要な機能群を提供する。

 価格体系は未定だが、デバイスゲートウエイ機器を設置した拠点当たり月額1000円程度で提供できるようにする。想定する売上は2020年度に100億円。

 IoTデータを収集して活用するために必要な基盤サービスを一通り提供する。アプリケーションは、必要に応じて別途ユーザーが開発する。これにより、IoTデータを業務に活用したり、業務ロジックに応じてデバイスを制御したりできるようになる。IIJ IoTサービスでは、こうした個別アプリケーションや管理者に対して、Web APIとWebインタフェース画面を提供する。

 簡便なアプリケーションについては、標準で提供する(図2)。例えば、「データビジュアライザー」のデータ可視化機能では、IoTセンサーのデータをリアルタイムに時系列グラフに反映する。「デバイスコントロール」のデバイス制御機能では、センサーによる監視データが通常と違うことを検知する。これにより、障害の予兆を検知してデバイスを制御するジョブなどを自動化できる。

 IIJでクラウド本部ビッグデータソリューション課長を務める岡田晋介氏(写真)は、「コンセントにつなぐように、簡単にIoTデバイスをネットワークに接続できる」と、導入のしやすさをアピールする。ルーターの設定情報をインターネットから自動で取得する「SMF」(SEIL Management Framework)など、IIJが持つリモート管理技術をIoTデバイスの管理に利用する。