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Credit: Facebook
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 米Facebookは現地時間2016年7月21日、上空に高速接続網を構築するインターネット普及促進プロジェクトについて、無人飛行機「Aquila」のテスト飛行に成功したと発表した。

 同プロジェクトは、Facebook主導の非営利団体internet.orgの活動の一環として、Facebookが立ち上げた研究チーム「Connectivity Lab」が取り組んでいる。現在インターネット接続環境を持たない地域の人々に、上空の無人飛行機からアクセス手段を提供することを目指している。

 Aquilaは、レーザー通信システムを使って、直径最大60マイル(約97km)の地域に6万フィート(約1万8000m)以上の高度から電波を届ける。太陽光エネルギーによって駆動し、燃料補給することなく最長3カ月間の飛行が可能。翼幅は大型旅客機並みだが、消費電力はヘアドライヤー3個分と同等のわずか5000ワットだとしている。

 Connectivity Labはこれまで5分の1スケールのAquilaを使った数カ月間の連続飛行に成功していたが、フルスケールAquilaのテスト飛行はこれが初めて。今回のテストは、操作モデルと機体デザイン全般を確認するために実施し、低い高度で90分以上飛行した。

 今後のテストで速度、高度、時間を伸ばしていく計画だが、「まだやるべきことは多く、科学とエンジニアリングの大幅な進歩を要する。また機体の導入には政府やサービス事業者などによる協力が必要だ」と述べている。

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