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写真●「BUS PAY」の乗車券表示画面
写真●「BUS PAY」の乗車券表示画面
(提供:アイリッジ)
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 アイリッジとイーコンテクストは2016年7月25日、バス事業者向けの決済サービス「BUS PAY」の提供を開始したと発表した。乗車券の予約から支払い、提示までを、一つのスマートフォンアプリで完結できるのが特徴だ。既に平成エンタープライズが運行する埼玉県の路線バスで運用を開始しており、8月1日には海部観光が運営する徳島県と大阪府を結ぶ高速バスでのサービス提供も始める。

 BUS PAYの使い方は、次のとおりだ。まずインストールしたアプリにクレジットカード情報を登録し、乗車券を予約、購入する。購入した乗車券をスマホの画面に表示し、運転手に見せることで乗車する(写真)。アイリッジによると、オンラインで乗車券の予約や購入ができるサービスは今までもあったが、乗車券を印刷して持参するなどの手間が掛かった。

 不正利用を防ぐ仕組みも搭載した。有効な乗車券は点滅して画面上で左右に揺らし、有効期限が切れると静止画となる仕様にした。これにより運転手が見分けやすいようにした。画面キャプチャを提示しても静止画のため、有効な乗車券として使うことはできない

 バス会社のサービス形態に合わせてアプリを提供する。例えば路線バスの場合、事前に一定金額をチャージしておき、利用区間分ごとに乗車券に変えて使えるようにするなど決済機能を柔軟に実装可能だ。規模にもよるが、導入に掛かる期間は約1カ月。バス1台につき10数万円からという価格になる。

 BUS PAYはiBeaconを使った位置情報検知機能を搭載している。バス停に近づくだけで、自動的に乗車券を表示することもできる。将来的には、クーポン配信や周辺情報のプッシュ通知にもつなげていきたい考えだ。

■変更履歴
当初記事で、「画面キャプチャを撮れないようにしており、同じ乗車券を何度も使えない工夫も施している」としていたのは誤りです。正しくは、「画面キャプチャを提示しても静止画のため、有効な乗車券として使うことはできない」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2016/7/26 10:35]