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 米Facebook傘下のInstagramは現地時間2016年8月2日、投稿した写真や動画が24時間で消える新機能「Instagram Stories」を開始したと発表した。この機能はiOSとAndroid向けInstagramアプリの最新版で利用できる。今後数週間以内に全世界で利用できるようにするとしている。

 海外メディアによると、Instagram Storiesは米Snapchatの「Stories」と同様の機能。ティーンエージャーをはじめとする多くのユーザーは、お気に入りの写真をInstagramに投稿して楽しむ一方、普段の何気ない写真は、やがて消えてしまうSnapchatに投稿しているという。新機能はこうしたユーザー層にできるだけ多くInstagramを使ってもらうことを狙ったものだと米Wall Street Journalは伝えている。

 InstagramのStoriesは、ホーム画面の上部に表示されるプロフィール写真付き丸形アイコンからアクセスできる。これをタップすると複数の写真や動画をまとめた友人の「Story」を閲覧できる。ただしこれらの写真は24時間で消える。またフィードに表示されるほかの投稿写真のように「いいね!」を付けたり、コメントを残すことはできない。コメントしたい場合は、Instagramの「Direct」機能で、プライベートメッセージを送ることができる。

 一方で写真や動画を投稿する場合は、ホーム画面左にある「+」アイコンをタップして、その場で撮影するか、画面を上から下にスワイプし、これまでに撮影した写真/動画を選ぶ。

 米Piper Jaffrayが今年4月に行った米国のティーンエージャーを対象にしたアンケート調査によると、ソーシャルメディアのアプリとしてSnapchatを一番に挙げた人は28%で、Instagramの27%を上回った。半年前に行った同様の調査では、Instagramが33%、Snapchatが19%だった。

 Wall Street Journalによると、Instagramで「いいね!」をもらわなければならないというティーンエージャーのプレッシャーは相当のものという。このため多くのティーンエージャーはInstagramで「いいね!」が多く付かなかった写真を削除している。

 新機能は評判を気にすることなく、気軽に写真を投稿してもらうことを狙っている。InstagramのKevin Systrom最高経営責任者(CEO)は「1週間に1回写真を投稿する人が、1日5~10回投稿するようになる」とし、この新機能に期待しているとWall Street Journalは伝えている。

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