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 米Googleは現地時間2016年8月8日、クラウドソフトウエアの売買プラットフォームを手がける米Orbiteraを買収したと発表した。Orbiteraは「Google Cloud Platform」部門に加わる。

 Googleは同買収によって自社クラウドアプリケーションの普及促進を図りる考えだと、米メディア(Fortuneなど)は見ている。

 Orbiteraは、独立系ソフトウエアベンダー(ISV)、サービスプロバイダー、IT企業などがクラウド向けソフトウエアおよびサービスを販売および調達するための取引プラットフォームを提供している。

 請求や、製品パッケージおよび価格最適化に関するさまざまなプロセス自動化ツールを備え、トライアル環境も手軽に設置できる。米Amazon.comの「Amazon Web Services(AWS)」や米Microsoftの「Azure」など複数のクラウドインフラをサポートする。

 Orbitera買収についてGoogleは、「Google Cloud Platformにおけるソフトウエアベンダー対応を強化するだけでなく、マルチクラウド環境に向けたサポートをいっそう強化するものだ」と述べ、「マルチクラウド対応プラットフォームとしてのOrbiteraの中立性を維持する」としている。

 GoogleとOrbiteraともに買収金額については明らかにしていないが、米TechCrunchは関係者の情報から「1億ドル超」と報じている。

 なお、OrbiteraのMarcin Kurc最高経営責任者(CEO)は、2011年~2014年の約3年間、AWSで勤務し、Marketplace Enterprise部門事業開発担当責任者を務めていた(Kurc氏のLinkedInプロフィール)。

[発表資料(Googleの公式ブログ)]
[発表資料(Orbiteraの公式ブログ)]