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 米Microsoftは現地時間2016年8月22日、人工知能(AI)技術を用いたスケジュール管理サービスの米Geneeを買収することで両社が合意したと発表した。買収金額などの詳細については明らかにしていない。Microsoftは同買収により「Office 365」の強化を図る。

 Geneeは2014年にBen Cheung氏とCharles Lee氏が立ち上げたサービス。自然言語処理技術と最適化意思決定アルゴリズム、チャットボットを利用する。

 例えばミーティングを開きたい場合、出席者全員に電子メールを送り、カーボンコピーをGeneeに送信する。Geneeはユーザーが希望するミーティングの形式(電話会議、ランチミーティング、コーヒーミーティングなど)や時間帯(曜日、今日、明日、来週など)を理解し、カレンダーから適切な時間を見つけ出して候補を提示する。ミーティングの日時が決定すると、Geneeは予定をカレンダーに登録する。

 提示された候補では都合が悪い場合、「reschedule」ボタンをクリックすれば、Geneeは再度、空いている日時を選び直す。

 米Googleのカレンダーや米Appleの「iCloud」のカレンダー、Microsoftの「Outlook/Exchange」をサポートし、電子メールだけでなくショートメッセージングサービス(SMS)や「Twitter」「Facebook Messenger」「Skypeチャット」を介したやりとりも行える。

 これまでベータ版を無償提供していたが、9月1日にサービスを終了するという。Geneeからリマインダーやスケジュールメッセージは送信されなくなるが、Geneeによって作成されたカレンダーは残る。

 また買収完了後、Genee共同創業者のCheung氏とLee氏はMicrosoftに加わる。

[発表資料(Microsoftの公式ブログ)]

[発表資料(Geneeの公式ブログ)]