
米Facebookは現地時間2016年9月1日、メッセージングアプリケーション「Messenger」の新機能「Instant Video」を発表した。テキストチャットをしながらリアルタイムの動画を相手に送信できる。
FacebookはInstant Videoを使うシーンとして、ショッピングをしている時にどちらの靴を選んだらいいか友だちに意見を求めたり、アイスクリームショップでどのフレーバーを買って帰って欲しいか家族に聞いたりといったことを提案している。
Instant Videoを使用するには、自分と相手の双方が最新のiOS版またはAndroid版Messengerをインストールしている必要がある。互いにチャット画面を開いた状態で、画面右上に表示されているビデオアイコンをタップすると、リアルタイムのビデオ共有を開始できる。
ビデオの音声はデフォルトではオフになっているが、音声を聞きたければオンにできる。ビデオはチャット画面上にフロート表示され、ビデオを見ながらチャットを続けられる。
Facebookはビデオ関連のサービスに力を入れており、最近では高校生を中心とした若者どうしがビデオプロフィールを共有するための単体アプリケーション「Lifestage」をリリースしている(関連記事:Facebookが若者向けアプリ公開、Snapchat対抗か)。
[発表資料へ]