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 米Hewlett Packard Enterprise(HPE)は現地時間2016年9月7日、非中核のソフトウエア資産をスピンオフし、英ソフトウエア企業のMicro Focusに統合させる計画を明らかにした。取引総額は88億ドルにのぼる見込み。

 対象となるのは、アプリケーションデリバリー管理、ビッグデータ、エンタープライズセキュリティ、情報管理およびガバナンス、IT運用管理といったソフトウエア資産。これらを切り離してMicro Focusと統合させる。統合後の新会社は「世界最大級のソフトウエア企業として、顧客、従業員、株主により優れた価値をもたらすことができる」としている。

 この取引によってHPEは25億ドルの現金を受け取り、HPE株主は新会社の株式の50.1%(63億ドル相当)を所有する。

 2015年11月の米Hewlett-Packard(HP)分社で法人向け事業部門を受け継いだHPEは、戦略に合致しない事業の整理を進めてきた。2016年5月には、エンタープライズサービス部門を分離してITサービス大手の米Computer Sciences Corporation(CSC)と合併させる計画を発表している。

 HPEのMeg Whitman最高経営責任者(CEO)は、「戦略を進める上でソフトウエアは引き続き重要だが、我々はターゲット市場で勝利するための適切な資産を必要としている。当社インフラソリューションの差異化を実現し、クラウド環境に不可欠なソフトウエアにはいっそう投資する」と述べた。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]