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 データ管理プラットフォーム(DMP)の米Krux Digitalは現地時間2016年10月3日、米Salesforce.comによる同社買収について両社が最終合意したと発表した。Salesforce.comも、米証券取引委員会(SEC)に同日提出した臨時報告書(Form 8-K)で合意を明らかにしている。

 Kruxは2010年に設立され、米カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構え、世界5カ国の10カ所にオフィスを置いている。企業がより優れたマーケティングを展開するためのDMPを手がけており、毎月、2000億回以上のデータ収集イベントに対応し、50億件以上のCRM記録データを処理しているという。顧客には米Time Warnerのほか、米大手食品会社のKellogg、ConAgra Foods、Mondelezや、フランスの自動車メーカーPSA Groupなどが含まれる。

 米Forbesの報道によると、買収総額は約7億ドルにのぼる見込み。Salesforce.comはそのうち約3億4000万ドルを現金で支払い、残りを株式で支払う。

 Salesforce.comはKruxの主要ソリューションである「Intelligent Marketing Hub」をCRMプラットフォームに統合し、クラウド型マーケティング管理サービス「Salesforce Marketing Cloud」の強化を図る。企業がより詳細にターゲットを分類し、対象を絞りこんだマーケティングを行えるようにする。

 またSalesforce.comは、人工知能(AI)技術を利用した機械学習プラットフォーム「Salesforce Einstein」に、Kruxが擁する様々なデータを活用する。これにより、企業は顧客に関してより精度の高い洞察を得られるようになるとしている。

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