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 米Ford Motorの一部の自動車で、米Amazon.comのAI(人工知能)音声アシスタントサービス「Alexa」がまもなく利用できるようになると、複数の海外メディア(米CNET米Fortune米Tech Timesなど)が現地時間2016年10月4日までに、英Reutersの報道を引用して伝えた。

 それによると、AmazonのAlexaに対応するのは、電気自動車(EV)「Focus Electric」、プラグインハイブリッド車の「Fusion Energi」と「C-Max Energi」。これら3車種のハンドル部分に設置されている音声認識ボタンを押すと、Alexaにさまざまな命令ができるという。

 利用できる機能やサービスは、家の室温設定やホームセキュリティシステムの確認、ガレージや玄関ポーチなど家の周辺の照明点灯など。ショッピングリストに商品を追加したり、天気予報を聞いたり、予定を確認したりすることもできる。また家の中からはAmazonの音声アシスタント機器「Amazon Echo」に命令し、車のエンジンをかけたり、ドアの鍵を開けたりすることもできるという。

 AmazonとFordは今年1月に開催された「CES 2016」で、両社が音声アシスタントの分野で提携し、
Fordの音声操作システム「SYNC」とAmazonのAlexaを連携させると発表していた。(発表資料)。

 今回のReutersの報道によると、Fordは現在、年末のAlexaサービス開始に向けて、Amazonと共同で最終試験を行っている段階。また車内で利用できるAlexaサービスのいくつかは、2017年初頭から順次、Fordのほかの車種にも広げていくという。