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 米Amazon.comが生鮮食品を扱う実店舗の開設を計画していると、複数の米メディア(EngadgetCNETなど)が現地時間2016年10月11日までに米Wall Street Journalの記事を引用して伝えた。

 それによると、店舗では野菜や果物、肉類、牛乳などの生鮮食料品を扱う。また顧客はスマートフォンや、店内に設置されるタッチスクリーンを備えた機器を使い、シリアルやピーナッツバターなどの日持ちする食料品の即日配達を依頼できるようにもなるという。

 Amazon.comはこの実店舗を社内で「Project Como」と呼び、計画を進めていると事情に詳しい関係者は話している。同社は米国などで生鮮食料品のネット通販事業「AmazonFresh」を展開しているが、計画中の実店舗は、このサービスの顧客向けのものという。多くの顧客は、野菜や果物を実際に見て選んだり、仕事帰りに買いたいと考えているとしており、実店舗はそうした需要に応えるという(関連記事:Amazon.com、サンフランシスコで生鮮食品を扱う「AmazonFresh」を開始)。

 またAmazon.comは生鮮食品の小売り事業に関し、ドライブスルー方式の商品受け取りサービスも計画しているとWall Street Journalは伝えている。こちらは米Wal-Mart Storesなどが展開しているカーブサイドピックアップ(商品の店先受け取り)サービスに対抗するもの。あらかじめネットで注文し、設定した時間に商品受け取り場所に車で行くと、従業員が車まで運んでくれるというサービス。すでにAmazon.comの本社がある米ワシントン州シアトルで最初の施設の建設が始まっており、早ければ数週間以内にサービスが始まる可能性があるとWall Street Journalは伝えている。