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 米IDCが現地時間2016年10月24日に公表したスマートウオッチ市場に関するリポートによると、同年第3四半期(7~9月)の世界出荷台数は270万台となり、前年同期の約560万台から51.6%減少した。このうち米Appleの出荷台数が同71.6%減と、大きく落ち込んだ。

 2016年第3四半期における出荷台数の大幅な前年割れは、Apple Watchの初代モデルの本格的な出荷が始まった1年前の反動があったことに加え、第2世代モデルの販売実績が2週間しか反映されなかったことが要因の1つだとIDCは分析している(関連記事:「Apple Watch Series 2」はGPS搭載、耐水仕様で水泳もOK)。

 また米Googleが「Android Wear 2.0」の正式版リリースを2017年に延期したことで、メーカー各社の新製品投入計画に影響を及ぼしたという。このほか、韓国Samsung ElectronicsがIFA 2016で発表した新モデル「Gear S3」がまだ発売されていないことも、第3四半期の出荷台数減少の要因の1つだとIDCは指摘している(関連記事:Samsungの新スマートウオッチ「Gear S3」、GPS搭載でLTE対応も)。

 2016年第3四半期のメーカー別出荷台数は、Appleが110万台で首位を維持した。だが前述のとおり同社の出荷台数は前年同期から71.6%減少。1年前に70.2%あったAppleのシェアは41.3%に縮小した。

 Appleに次いだのは米Garminで、出荷台数は前年同期から324.2%増の60万台。シェアは前年同期の2.3%から20.5%に拡大した。3位に入ったのはSamsungで、出荷台数は同9.0%増の40万台。このあと中国Lenovo Group(Motorola)と米Pebble Technologyがそれぞれ10万台で続いた。

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