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 リコーは2016年11月7日、東京・お台場の日本科学未来館で同社の360度カメラを題材にした「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」の表彰式を開催した。同コンテストは、1回のシャッターで周囲360度の写真や動画を撮影できる「RICOH THETA」向けのアプリケーションやガジェットを開発するオープンコンテスト。YRPユビキタスネットワーク研究所との共同開催で今年で2回目となる。賞金総額は500万円相当で、大賞には100万円が贈呈された。

RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト表彰式が開催された日本科学未来館
RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト表彰式が開催された日本科学未来館
(撮影:林 徹、以下同じ)
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 表彰式の冒頭、リコーの近藤史郎代表取締役会長が登壇。「THETAはイメージングツールとしてだけでなく、センサーやロボットと融合した『IoT(インターネット・オブ・シングズ)の目』としての役割を期待したものだ」と、コンテンツ開催の意義を語った。

リコーの近藤史郎代表取締役会長は審査員も務めた
リコーの近藤史郎代表取締役会長は審査員も務めた
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 日本科学未来館の毛利衛館長は、自身がTHETAを発売前から使っていたと説明。「(使い続けてきた中で)欲しいと思った機能が次々と実現されている」と話した。併せて、360度の全方位の撮影機能に触れながら、同館も360度投影画像を外から見る「ジオコスモス」と中から見る「ドームシアターガイア」を備えているとアピールした。

日本科学未来館の毛利衛館長
日本科学未来館の毛利衛館長
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 続けて、審査委員長の東京大学大学院情報学環の坂村健教授がコンテストの趣旨と意義を説明。THETAの機能が向上してリアルタイムの動画ストリーミング配信機能を備えたことや、オープンAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)のβ版が公開されてクラウドで操作できるようになったことなどで、IoTとしての利用できるようになったと紹介した。コンテストでは「IoT時代にふさわしいイノベーティブなもの」を審査基準にしたと明かした。

審査委員長を務めた東京大学大学院情報学環の坂村健教授
審査委員長を務めた東京大学大学院情報学環の坂村健教授
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 コンテストの事前エントリーは世界33カ国から347件。最終的な応募は54件で、うちガジェット関連が20件だったという。坂村氏は「クラウドを利用したオープンAPIで開発できるコンテンツなので、IoTのオープンイノベーションを生み出す先取りとなる」と話した。