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 米Appleは、次期iPhoneに用いるOLED(有機EL)ディスプレーの調達に関し、すでに数十億ドル規模の発注を行ったと複数の米メディア(AppleInsiderValueWalkBGRなど)が現地時間2016年11月9日までに伝えた。

 これらの報道によると、これはJ.P. Morganのアナリストらが調査ノートで報告したもの。発注の期間は約1年に及び、金額は少なくとも40億ドル(約4213億6000万円)に上るという。最大の発注先は韓国Samsung Displayだが、ジャパンディスプレイやシャープといった企業も生産能力を増強するために、多額の投資を行っているとValueWalkは伝えている。Appleは来年市場投入する予定の「iPhone 8」(通称)にこれらのディスプレーを使うという。

 AppleはOLEDディスプレーを「Apple Watch」や、先ごろ発表した新型「MacBook Pro」のTouch Barで採用しているが、iPhoneではまだ採用していない(関連記事:Appleが新「MacBook Pro」を発表、タッチディスプレイ「Touch Bar」搭載)。

 このほか、発売10周年にあたる2017年のiPhoneについては、デザインが大幅に変更され、ディスプレーが本体の端から端までを覆う設計になるとも報じられている。またBGRの別の記事によると、次期iPhoneでは物理的なホームボタンが廃止され、Touch IDの指紋認証スキャナーはディスプレーの下に組み込まれる。ホームボタンに備わるそのほかの機能は3D Touchで代用されるという。

 またBGRの記事は、次期iPhoneには米Energousの技術を使った無線充電システムが採用される可能性があるとも伝えている。これによりiPhoneは、充電用ベースステーションから15フィート(約4.6メートル)離れた場所にあっても充電できるようになるという。