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 中国Alibaba Group(阿里巴巴)は現地時間2016年11月11日、「独身の日」に実施した特別セール「11.11 Shopping Festival」の総取引額(GMV)が1207億人民元(約177億9000万ドル)となり、過去最高額を記録したと発表した。前年同日と比べ32%増加したが、成長速度は鈍化している。

 中国では、11月11日は「1」(1人)が並んでいることから「独身の日」とされ、Alibabaは2009年から毎年この日に傘下のECサイトで24時間セールを開催している。2015年のGMVは前年比60%増の912億人民元(約143億ドル)だった(関連記事:Alibabaの「独身の日」セール、総売上高143億ドルを記録)。

 今年のモバイル端末によるGMVは約146億ドルで全体の82%を占め、前年の98億ドルを大きく上回った。Alibaba傘下のロジスティクス事業Cainiao(菜鳥)が手がける配送個数は6億5700万個、関連事業のオンライン決済サービス「Alipay(支付宝)」を通じて処理された取引は10億4000万件だった。前年は配送個数が4億6700万個、決済は7億1000万件だった。

 前夜のカウントダウンイベントにはAlibabaのJack Ma(馬雲)会長のほか、元プロバスケットボール選手のKobe Bryant氏、米国ロックバンドのOneRepublic、元プロサッカー選手のDavid Beckham氏などが登場した。

 セール開始から4分54秒後にGMVが10億ドルに達し、5分31秒でモバイル経由のGMVも10億ドルを達成。15時間19分後には前年実績の143億ドルを突破した。ピーク時における1秒当たりの注文件数は17万5000件、1秒当たりの決済件数は12万件となった。

 今年は中国内外から10万近い小売事業者が参加し、購入者の37%が外国の商品を買い求めた。外国ブランドでは日本、米国、韓国の順で人気が高く、米国ブランドの人気トップ3はApple、Nike、New Balanceだった。

 独身の日は今や世界最大のオンラインショッピングデーとなっており、英Reutersによると、米国のブラック・フライデー(感謝祭である11月第4木曜日の翌金曜日)とサイバーマンデー(翌週月曜日)を合わせた規模を上回る。

[発表資料(1)] [発表資料(2)]