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 米Amazon.comは現地時間2016年11月14日、家庭向けサービスを仲介する「Amazon Home Services」について、新たにサービス対象地域を20都市増やしたと発表した。

 Amazon Home Servicesは、Amazon.comが2015年3月30日に米国で始めた家庭向けサービスを仲介するマーケットプレース。利用者は、テレビの壁掛け設置や、家具の組み立て、ハウスクリーニング、家の修繕やリフォーム、水道工事といったサービスをサイト上で見つけ、日時を予約して地域の専門業者からサービスを受けられる。

 同社は当初このマーケットプレースを、ニューヨーク、ロサンジェルス、サンフランシスコ、シアトルの4都市を対象に展開していたが、2015年7月までに首都ワシントン、アトランタ、ボストン、シカゴ、デトロイトなどの11都市を加えた。

 その後、全米30都市に拡大し、今回クリーブランド(オハイオ州)、ラスベガス(ネバダ州)、インディアナポリス(インディアナ州)、ミルウォーキー(ウィスコンシン州)、サンアントニオ(テキサス州)、アナーバー(ミシガン州)などを加え、合計50都市に広げた。

 同社によるとAmazon Home Servicesはサービス開始以来、登録専門業者の数が約16倍に増え、今では60種の専門職による、1200種のサービスが受けられるようになったという。これらのサービスに対する平均的な顧客の評価は、5つ星評価で4.7。テレビの壁掛け設置、ハウスクリーニング、家具の組み立てといったサービスが特に人気だという。

 Amazon.comの家庭向けサービス事業については、先ごろ同社がホームアシスタントの人材を募集していると伝えられた。報道によると、同社は有料会員プログラム「Amazon Prime」の特典として、ハウスクリーニングなどのホームアシスタントサービスを自社で提供する可能性があるという(関連記事:Amazon.com、Primeの特典にハウスクリーニングサービスを追加か)。

 米国の技術ニュースサイトArs Technicaの11月15日付の記事は、今回のAmazon Home Servicesの対象地域拡大の話題について触れており、今後Amazon.comは家庭向けサービスの事業分野で何らかの新展開を発表するのではないかと伝えている。