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 米国の市場調査会社、Strategy Analyticsが現地時間2016年11月22日までにまとめた世界のスマートフォン市場に関するリポートによると、米Appleが同年第3四半期(7~9月)にiPhoneを販売したことで得た営業利益は、同じ期間の業界全体の営業利益の91%を占めた。この91%という同社の利益シェアは過去最高記録だという。

 Strategy Analyticsによると、iPhoneの同期間における営業利益は約85億ドルだった。これに対し、スマートフォン業界全体の合計営業利益は約94億ドルだった。「AppleはiPhoneの価格を最大限に高めながら、製造コストを最小限に抑えている。これは極めて優れた能力だ」とStrategy AnalyticsのLinda Suiディレクターは述べている。

 このほか、利益シェアのランキングで上位に入ったのは、Huawei Technologies(華為技術)、vivo(維沃移動通信)、Oppo Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)で、いずれも中国のスマートフォンメーカー。これらの同四半期におけるスマートフォン事業の営業利益はいずれも約2億ドルで、利益シェアはそれぞれ2.4%、2.2%、2.2%だった。

 このうち、Huaweiはサプライチェーンの効率的な運用、デザイン性の高い製品、効果的なマーケティング手法などが奏功し、初めてAndroid端末メーカーの中で営業利益が最大となった。またHuawei、vivo、Oppoの3社はいずれもスマートフォンの製品ラインアップを強化しただけでなく、業務能力を高めたり、流通コストを抑えたりしており、こうした施策が利益向上につながったとStrategy Analyticsは分析している。

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