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 人工知能技術戦略会議は2017年1月16日、第4回会議を開催。人工知能(AI)の産業化ロードマップの中間まとめ案を提示した。同会議は総務省、文部科学省、経済産業省の3省連携によるAI研究開発の司令塔の役目を果たす組織で、2017年3月までに「AIの研究開発目標と産業化ロードマップ」を策定する計画だ。

人工知能技術戦略会議 第4回会議
人工知能技術戦略会議 第4回会議
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 同会議では、(1)生産性、(2)健康、医療・介護、(3)空間の移動、(4)セキュリティという四つのテーマを産業化ロードマップの対象としている。中間まとめ案では、(1)~(3)に関して、フェーズ1(各産業領域でデータ駆動型AIの利活用が進む)、フェーズ2(領域の枠を越えてAIの利用が進む)、フェーズ3(各領域が複合的に融合し、エコシステムを構築)の3フェーズに分けて、AIの産業化がどのように進むを示す予定だ。(4)については「セキュリティは共通基盤で技術の進展も激しいので、対象とはしていない」(経産省)という。

 生産性の「AIによる需給マッチング」では、フェーズ1で「製造、物流、調達でのデータ利用の進展(発注前出荷・最適化)」、フェーズ2で「多領域での予測に応じた価値提供サービス(例えば、パーソナルライフコンシェルジュ)」などが可能になる。フェーズ3では、生産性分野全体で「新しいサービス・製品を次々に生み出せる社会」が到来するとしている。

 健康、医療・介護の「創薬」については、フェーズ1で「AIによる創薬支援」、フェーズ2で「個人別の創薬」や「オンデマンド創薬」が可能になり、フェーズ3では同分野全体で「健康長寿を楽しむ社会」が実現できるとする。

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