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 米Amazon.comが、自動運転車の道路走行を支援するシステムに関する特許を取得したことが、米特許商標局(USPTO)が公開した書類から明らかになった。複数の海外メディア(英The Guardian米Forbesなど)が現地時間2017年1月18日までに報じた。

 取得した特許の件名は「Lane assignments for autonomous vehicles(自律走行車のための車線指定)」で、米国特許番号は「9,547,986」。Amazon.comの子会社Amazon Technologiesが2015年11月19日に申請し、2017年1月17日に成立した。

 幹線道路などには、時間帯によって交通量の多い側の車線を増やす「リバーシブルレーン(可逆車線)」があるが、Amazonの特許では、自動運転車がこうした車線を安全に走行するための仕組みを提案している。自動運転車がリバーシブルレーンのある道路に近づくと、集中型の道路管理システムが車両と通信し、適切な車線を走行するよう指示を出す。システムはこうした通信を複数の車両との間で同時に行い、広範囲にわたり各車両の動きを調整するという。

 公開された書類には、自動運転車に関する事業など、Amazonの今後の計画については書かれていない。しかしAmazonはすでに自社ブランドの輸送トラックを大規模導入するなどし、物流システムの強化を図っている。同社が事業の一環として自動運転の技術を開発することは必然的な流れだとForbesは伝えている(関連記事:Amazon.comが数千台の輸送トラック導入 配送を効率化)。

 なおAmazonの物流事業に関する取り組みついては先ごろ、同社が、荷主と輸送トラックをマッチングさせるモバイルアプリを開発していると伝えられた(関連記事:Amazon.com、輸送トラック用の配車アプリを開発か)。

[USPTOの資料]