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 東北システムズ・サポート(TSS)は2017年1月24日、多数の従業員を抱える企業・団体向けに、RFID技術を用いて地震などの災害発生時における安否確認と事業の早期復旧を支援する「RFID災害復旧支援ソリューション」を発表した。専用アプリケーションとUHF帯RFIDリーダー「DOTH-300U」、ICタグ1000枚、取り扱いマニュアルを1パッケージ化した。2月20日から提供開始する。価格は未定。

UHF帯RFIDリーダー「DOTH-300U」
UHF帯RFIDリーダー「DOTH-300U」
出所:東北システムズ・サポート
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 あらかじめ従業員などが持つIDカード(社員証など)へICタグを貼り付けておき、災害発生時に避難場所へ集まった従業員のIDカードをRFIDリーダーで読み取ることで自動点呼が可能で、避難が遅れている人や行方不明者を早期に把握できる。少し離れた位置からでも読み取りでき、かつ避難者が並ばずに済むため、非常時の混乱状態の中でも正確な安否確認が行える。

 特に、従業員の多い現場、パートや派遣社員の入れ替わりが頻繁な現場など、従業員の顔と名前を把握するのが難しい場合に有効という。一般企業のほか、工場やテナントが入居するビル、学校、インバウンドの旅行ツアーなどでも活用できる。

 また、事業の復旧に向けた作業指示マニュアルや重要書類のファイルなどの物品にICタグを貼り付けておけば、地震の大きな揺れによって天井板や照明基部の落下、書架の転倒、ガラス片の飛散などで混乱した室内で、重要書類を探し出すことができる。RFIDリーダーを使うことで、目の届かない部分や直接手で触れない危険な場所も探索作業が可能になる。

 同社は、東日本大震災で被災し、地震の大きな揺れに加え、当時は現場を仕切る統率者が不在であったことから混乱が生じた。また、破損した什器の搬出作業、パソコンや書類などの片付けおよび整理に多くの時間が費やされ、11日間の営業停止を余儀なくされた。このような経験から、今回のソリューションを開発した。

「RFID災害復旧支援ソリューション」紹介ページ
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