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 2017年は、ほぼすべての主要スマートフォンメーカーがAI(人工知能)の機能を目玉にした新端末を市場投入する見通しだと米メディア(BGRAppleInsiderなど)が現地時間2017年1月24日、台湾のIT業界新聞DigiTimesの記事を引用して伝えた。各社のバーチャルアシスタントは大幅な機能向上が図られる見通しで、これらの技術やサービスは2017年のモバイル業界で大きな役割を担うことになると報じている。

 DigiTimesの1月24日付の記事によると、米Appleは昨年8月にマシンラーニング(機械学習)やAIの技術を手がける新興企業Turiを買収したが、これにより同社は音声アシスタントサービス「Siri」の機能強化やシェア拡大を狙っている。情報筋は、次世代iPhoneでは、Siriの機能強化版が利用可能になる見通しだと話している(関連記事:Apple、人工知能のスタートアップ企業を2億ドルで買収か)。

 また韓国Samsung Electronicsは、昨年10月に買収したViv Labsの技術を使ったAIアシスタント「Bixby」を、次期旗艦モデル「Galaxy S8」の目玉にするようだと情報筋は話している(関連記事:Samsung、MWCで「Galaxy S8」を発表しない方針 リリースは4月?)。

 このほか、米Googleは「Google Assistant」をスマートフォンメーカーに採用してもらうべく、メーカー各社に働きかけていく。韓国LG Electronicsは現在、米Google、米Amazon.comの2社と協議しており、それぞれのアシスタント技術の採用について検討しているという。また中国Huawei Technologies(華為技術)は先ごろ、旗艦モデル「Mate 9」の米国版にAmazon.comの「Alexa」を採用することを発表。これにより市場シェア世界3位の同社はAppleやSamsungなどのライバルに挑む構えだとDigiTimesは伝えている。