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 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は2017年1月31日、自然な文章で入力した質問の意味を理解して回答を探すFAQエンジン「Semantic Search Engine “COTOHA Chat & FAQ”」を発表し、SaaS型のクラウドサービスとして提供を開始した。企業のWebサイトのFAQ(よくある質問と、その回答)コンテンツに、自然語による検索機能を実装できる。

Semantic Search Engine “COTOHA Chat & FAQ”の概要
Semantic Search Engine “COTOHA Chat & FAQ”の概要
(出所:NTTコミュニケーションズ)
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 Webサイト訪問者が、チャットボットや検索窓から自然文で質問できる。検索エンジンは、キーワード文字列に合致したFAQを表示する通常のキーワード検索と、入力した文章の意味を理解して検索キーワードを抽出する「意味検索」を併用する。意味検索のエンジンは米インベンタ製を採用した。

 意味検索によって、キーワードの表記のゆれを吸収したり、キーワードとキーワードの関係を考慮した検索が可能。例えば、「犬と一緒に旅したい」という質問に対し、「犬」という単語が含まれたFAQが無かった場合、「ペット連れの旅行」に関する回答を表示できる。このほか、「アメリカに電話したい」という質問に対して「国際電話」に関するFAQを表示できる。

 意味検索で使う辞書は、標準のものを使う。FAQコンテンツを登録するだけで、すぐに利用を始められる。一方で、特定の質問文から特定のFAQが検索できなかった場合は、辞書を更新してこれらを結び付けるチューニングも可能としている。

 FAQをサービス側に取り込む際は、質問と回答のペアをCSV(カンマ区切り形式)で表現したデータをアップロードするか、またはクラウドサービス側からWebサイトのFAQページにアクセスしてデータを収集する。Webページにコードを追記することによって、意味検索のチャットボットや検索窓を実装できる。

 サービスの価格は非公開としている。2017年夏からは、導入のサポートや運用のサポートを行うオプションサービスを別途有償で提供する予定である。