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 配車サービスを手がける米Uber Technologiesとドイツ自動車大手のDaimlerは現地時間2017年1月31日、自動運転車の供給と配車サービスの事業運営で両社が提携すると発表した。

 Uberは自社配車サービスのプラットホームを公開し、それに基づきDaimlerが自動運転車を開発する。数年後にはUberの配車ネットワークで稼働するDaimlerの自動運転車が導入される見通しという。

 米New York Timesによると、大手自動車メーカーがUberの配車サービスに特化した自動運転車を、自社のみで開発するのは初めて。

 また米The Vergeは、開発される自動運転車はDaimlerの高級車ブランド「Mercedes-Benz」のセダンがベースとなる見通しだと伝えている。これらの自動運転車はUberの配車ネットワークを使って営業運転されるが、車両を所有し、事業運営を行うのはDaimlerだとThe Vergeは伝えている。

 Uberは配車サービスに自動運転車を導入することを目指し、技術開発と試験走行を進めている。2016年9月には米Ford Motorの「Fusion」ハイブリッドモデルをベースに、センサーや高解像度カメラなどを搭載した試験車両を用い、米ペンシルベニア州ピッツバーグの公道で配車サービスの実証試験を開始した(関連記事:Uber、自動運転タクシーのパイロットテストをピッツバーグで開始)。

 また同年12月には、スウェーデンVolvo Carsの「Volvo XC90」に自動運転技術を装備した車両を使い、米カリフォルニア州サンフランシスコで試験を行うと発表した。ただしこれについてはカリフォルニア州車両管理局(DMV)が、Uberは必要な許可を得ていないとし、公道テストの禁止を命じている。その後Uberは大半の試験車両を隣りのアリゾナ州に移動させたという経緯がある(The Vergeの記事)。

[Daimlerの発表資料] [Uber、Travis Kalanick CEOの声明]