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 阪神交通社100%子会社のエアサーブとフュートレックは、さまざまな国から訪れる訪日外国人旅行者に対して、外国語の苦手な案内人でも観光案内できる「携帯型多言語同時ガイドシステム」を開発した。2017年2月3日に浅草で実証実験を実施する。

 エアサーブの国内外旅行者向けガイドサポート機材「トラベルイヤホン」と、フュートレックの「多言語ガイドシステムU・feel」を組み合わせた。観光資源を持つ自治体・観光協会、体験型の観光文化施設、海外からの視察訪問客の多い工場・企業などでの利用を想定した。

 案内人・ガイドは「発信器」(多言語ガイドシステムU・feelを改良)を携帯し、GPSの位置情報を基に、発信器に登録済みの日本語シナリオから適切な情報を最大17言語に翻訳して8カ国語まで同時に発信できる。案内人の説明をリアルタイム翻訳する「アナウンス同時翻訳機能」も現在開発中だ。

 訪日外国人旅行者は「受信機」(トラベルイヤホンを改良)を携帯し、案内人が発信した最大8カ国語の情報を受信する。通信距離は約100m。重さは約65gと小型軽量で携帯しやすく、デジタル信号に変換するためクリアな音声再生が可能。

多言語ガイドシステムU・feelとトラベルイヤホン
多言語ガイドシステムU・feelとトラベルイヤホン
(出所:エアサーブ、フュートレック)
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 実証実験では、30名程度の団体ツアーで雷門~仲見世~本堂を約30~40分かけて観光し、中国語・イタリア語・英語・日本語の4カ国語の同時ガイドを行う。

エアサーブのWebサイト
フュートレックのWebサイト