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 日本ユニシスは2017年2月1日、2016年4~12月期の連結決算を発表した。減収減益で、売上高は前年同期比0.4%減の1881億円で、営業利益は同2.0%減の74億円となった。売上高では、アウトソーシングやシステムサービスの売り上げが好調に推移したものの、ハードウエアやソフトウエアの売上高が減少した結果、減収となった。

 営業利益では、これまで半期ごとに支給していた賞与を今期(2016年10~12月期)から四半期ごとの支給に変更したため減益を計上した。ただ、給与制度の変更分を差し引くと、営業利益では前年同期と比べて16億円の増益が見込めるという。

 マーケット別に見た売上高では、「金融機関」や「電力・サービス他」が好調だった。金融機関ではFinTech向けのサービスが好調で、前年同期比3.1%増の501億円。電力向けでは電力小売り自由化案件やエネルギー管理システムの需要で前年同期比4.6%増の752億円だった。

 一方、「官公庁」向けではリスクの高い案件を選別している影響から、売上高は前年同期比25.2%減の78億円となった。

 日本ユニシスは、2016年度から開始した中期経営計画で「デジタル/ライフイノベーション領域の拡大」や「ビジネスICTプラットフォーム領域の変革」を掲げる。デジタルイノベーション分野では、中国アリババグループが提供するモバイル決済サービス「ALIPAY」の国内展開を始めるなど、決済関連サービスに注力している。ライフイノベーション分野では、地域医療・介護向けICTシステムや保育支援サービス、鉄道事業者向けに踏切監視サービスなどを提供しているという。

 2017年3月期通期の連結業績予想は、前期からの変更はなく予想を据え置いた。売上高は前年同期比2.5%増の2850億円で、営業利益は同11.8%増の140億円を見込む。