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 米IDCが現地時間2017年2月2日までにまとめたタブレット端末市場のリポートによると、2016年第4四半期(10~12月)の世界出荷台数(速報値、以下同様)は5290万台にとどまり、前年同期から20.1%減少した。タブレット端末の世界出荷台数はこれで9四半期連続の前年割れとなった。また2016年の年間出荷台数は前年比15.6%減の1億7480万台となり、2年連続で前年実績を下回った。

 2016年第4四半期の出荷台数をメーカー別に見ると、米Appleが1310万台を出荷し、首位を維持したものの、前年同期から18.8%減少した。Appleに次いだのは韓国Samsung Electronicsの800万台で、同社も同11.4%減と台数を減らした。

 このあと、米Amazon.comの520万台(同0.6%減)、中国Lenovo Group(聯想集団)の370万台(同14.8%増)、中国Huawei Technologies(華為技術)の320万台(同43.5%増)と続いた。

 IDCはタブレット市場を「スレート型」と呼ぶ従来型端末と、着脱式キーボードが用意されている「デタッチャブル型」の2つのカテゴリーに分けて分析している。このうち前者のスレート型は世界的に減少が続いており、今後成長が見込めるのは中東およびアフリカ地域や中・東欧などの一部の新興国市場のみ。しかしこれらの市場で主流となるのは簡素で低価格の端末であり、メーカーにとっては大きな収益が見込めない分野だとIDCは指摘している。

 一方のデタッチャブル型は、米Microsoftの「Surface Pro」やAppleの「iPad Pro」の現行製品に新鮮味が感じられなくなり、2016年第4四半期は勢いを維持するのに苦戦したという。市場は依然これら2-in-1型の機器に好意的だが、キーボードが回転/スライドするなどしタブレットとしても使えるコンバーティブル型ノートパソコンと、デタッチャブル型タブレットとの間で性能や価格の差が縮まり始めている。今後はこれらコンバーティブル型ノートパソコンとデタッチャブル型タブレットとの競争が激しさを増し、タブレットの成長が抑制される可能性があるとIDCは指摘している。

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