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 米IDCが現地時間2017年2月5日までにまとめた中国のスマートフォン市場に関するリポートによると、2016年第4四半期(10~12月)の同国における出荷台数(速報値、以下同様)は1億3570万台となり、前年同期から19%増加、前の四半期から17%増加した。

 モバイルアプリへの依存の高まりから、中国消費者の買い替えが進み、同国スマートフォン市場は第4四半期に大きく成長したという。これにより2016年の年間出荷台数は4億6730万台となり、前年実績から9%増加した。

 2016年の年間出荷台数をメーカー別に見ると、中国Oppo Mobile Telecommunications(広東欧珀移動通信)が7840万台で首位となり、これに中国Huawei Technologies(華為技術)の7660万台、中国vivo(維沃移動通信)の6920万台、米Appleの4490万台、中国Xiaomi(小米科技)の4150万台と続いた。

 このうち、上位3社の年間出荷台数は前年に比べてそれぞれ122.2%、21.8%、96.9%増加した。一方でAppleとXiaomiはそれぞれ23.2%、36.0%減少した。これにより中国上位3社の合計シェアは48%と、ほぼ5割に達し、5位のXiaomiも含めるとこれら上位中国メーカーの合計シェアは前年の46%から57%へと拡大した。なお前年におけるメーカー別年間出荷台数の上位5社は、Xiaomi、Huawei、Apple、Oppo、vivoの順だった。

 IDCによると、2016年の同国市場における傾向は、オンライン販売チャンネルの成長鈍化だという。同年は、それまでの数年間にあったような1つの販売チャンネルが突出して成長するという傾向は見られなかった。オンライン販売はXiaomiが注力していた販路だが、同社も実店舗を増やすなどして変化への対応を進めているという。

 また2016年はAppleの年間出荷台数が初めて前年実績を下回った年だった。同社は、9月に発売した「iPhone 7」で新たなブラックカラーモデルを投入して消費者の注目を集めたが、過去にあったような熱狂的な購買意欲を引き起こすまでには至らなかったとIDCは指摘しする。

 ただしIDCは、中国メーカーがAppleのシェアを浸食しているとは考えていないという。多くのiPhoneユーザーは2017年に発売される予定の新モデルを待ち望んでいる。2017年はiPhoneの10周年モデルが登場する年であり、Androidのハイエンド機を持つ消費者の買い替えを促せる可能性があるとIDCは予測している。

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