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 RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の普及推進団体、日本RPA協会は2017年2月7日、RPAの事例紹介や導入相談を受け付ける会合「RPAクリニック」の第1回を開催した。RPA導入の先進企業であるオリックスや日本生命保険が登壇し、導入の勘所を披露した。会合には企業の総務や人事の担当者が参加。当初50人の参加者枠に300人が応募したという。

「RPAの関心はこれまでは首都圏が中心だったが、全国規模に広がってきた」と話す、日本RPA協会の大角暢之代表理事
「RPAの関心はこれまでは首都圏が中心だったが、全国規模に広がってきた」と話す、日本RPA協会の大角暢之代表理事
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 「RPAは人間しかできないと思われていたルーチンワークを自動化、代行するデジタルレイバー(労働者)。人間がやりたくない、やるべきでない、やってられない作業を、高速にこなしてくれる」。同協会の大角暢之代表理事は、RPAの意義をこう説明した。大角氏はRPA向けソフトを開発するRPAテクノロジーズの社長を務める。

 当初の参加者枠は50人だったが、最終的に80人に増えた。参加したのは総務や人事、ITなどの部門である。

「RPAクリニック」第1回での講演の様子
「RPAクリニック」第1回での講演の様子
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 大角氏によれば2016年以降、同社へのRPAに対する問い合わせが急増。「30分に1回は電話がかかってくる」(同)状態だという。

 一方でRPAに対する理解や情報はまちまち。作業を自動化するソフトウエア・ロボットをどう設計して運用するのか、ロボットが“暴走”する恐れはないのかなど「普及期にありがちな問題が起きている」(同)。適切に情報を提供したり知見を共有したりするため、相談会を定期開催することに決めた。