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 米大手衛星通信事業者のIntelsatと、ソフトバンクが出資する米衛星通信ベンチャーのOneWebは現地時間2017年2月28日、両社が合併することで最終合意したと発表した。取引は株式交換方式で行われ、2017年第3四半期の後半に手続きを完了する見通し。

 またIntelsatとソフトバンクは、合併により誕生する新会社の普通株式と優先株式をソフトバンクが17億ドルで取得することについても最終合意した。ソフトバンクは新会社の議決権39.9%を得ることになる。

 Intelsatは静止軌道衛星ネットワークと地上インフラおよびマネージドサービスを組み合わせたコスト効率の高い高品質なビデオおよびブロードバンドサービスを世界中で展開している。英Reutersによると、同社は約150億ドルの負債を抱えている。

 一方OneWebは、安価なインターネットアクセスの幅広い提供を目指し、低軌道衛星コンステレーションによるネットワーク構築に取り組んでいる。

 ソフトバンクは2016年12月、OneWebに10億ドルを投資する計画を発表した。IntelsatはOneWebの創業当初からの出資者で、2015年に少数株を追加取得している。

 IntelsatとOneWebの合併により、Intelsatの財務体質を改善するとともに、従来よりも廉価なブロードバンド接続をグローバルに提供するというOneWebの戦略を加速化するとしている。

 なお、90日以内にIntelsatの社債権者から承認を得られなかった場合、IntelsatとOneWebは合併合意を破棄し、ソフトバンクは出資を撤回することができる。

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